国内敗血症医療費実態調査の研究がJournal of Intensive Care誌に掲載されました!

chibaueccm

助教の大網です。
私の執筆した論文、“Temporal trends of medical cost and cost-effectiveness in sepsis patients: a Japanese nationwide medical claims database”が、Journal of Intensive Care誌に掲載されましたのでご紹介します。
https://jintensivecare.biomedcentral.com/articles/10.1186/s40560-022-00624-5

2011年⽶国での敗⾎症に係る医療費が 2 兆円を超え、他疾患と⽐較して社会的影響が⼤きな疾患であると報告されている⼀⽅で、本邦では敗⾎症患者の医療費に注⽬した研究報告は⾏われていませんでした。
そこで今回⼤規模なDiagnosis Procedure Combination (DPC) データを⽤いて⽇本国内の敗⾎症に関する医療費の実態を調査しました。この研究は、⽇本集中治療医学会、⽇本救急医学会、⽇本感染症学会が⽇本国内での敗⾎症の啓発と対策強化を⽬的に立ち上げたJapan Sepsis Alliance(⽇本敗⾎症連盟)の活動の⼀環として行いました。

本研究により、日本における敗血症患者の医療費は年々増加傾向である一方、敗血症診療における費用対効果は改善傾向にあることがわかりました。超高齢社会である日本において敗血症診療に必要な医療費は将来的に増加していくことが推測されます。

今回の研究結果をもとに、医療財源利用の適正化を促進するために適切な医療資源の分配や診療の質向上などにつながる戦略を立てていくことが重要であると考えられます。今後もJapan Sepsis Alliance と連携して⽇本の敗⾎症対策を推進していきます。
https://m.chiba-u.jp/research-topics/596/

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