第43回日本アフェレシス学会学術集会に参加してきました

chibaueccm

20221119_アフェレシス

助教の齋藤です。

2022年11月11日(金)〜12日(土)に金沢市で開催された第43回日本アフェレシス学会学術集会に参加してきました。当教室からは自分と服部医師(COVID-19に対するアフェレシスについて発表しました)が参加しました。アフェレシスという言葉にはあまり馴染みのない方もおられるかもしれませんが、ざっくり言えば血液浄化療法のうち腎障害に対する腎代替療法を除いた治療、と思ってもらえば良いかと思います。

今回「救急・集中治療領域におけるアフェレシス」というテーマのシンポジウムで「急性肝不全に対するアフェレシス」というタイトルで発表しました。(服部医師は”COVID-19に対するアフェレシス”というタイトルで発表しました。)
急性肝不全・昏睡型は今なお救命率が低く、重篤な病態の一つです。肝移植が非常に有効な治療ですが、日本では諸外国と異なり移植率が低く、移植までの待機期間も長いため、その間のアフェレシスを含めた内科的治療が非常に重要です。今回の発表では、当教室で1988年から行なっている急性肝不全・昏睡型に対するアフェレシス治療の変遷とその効果について報告しました。自分もデータをまとめながら、1988年から知見を積み重ね、時に治療法の進歩に合わせ変更し、より良い治療を行なってきた当教室の歴史には少し驚きました。全国平均と比較し、当教室ではより良い臨床成績を出せており、エビデンスを集積しつつ、日本の急性肝不全治療に貢献していきたいと思います。

なお今回は現地とオンラインのハイブリッド開催でした。ごく個人的な話ですが、金沢には行ったことがなかったので現地発表をしてきましたが、振り返ってみると関東以外(=泊まりがけ)での現地発表は5-6年ぶりでした。以前は多くの医局員と共に学会に行き、みんなで美味しいものを食べたりしていたなと懐かしく思い、またそのような時代が戻って来て欲しいと願っています。
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