救急外来初療シミュレーションを行いました

chibaueccm



救急科専攻医1年目の斉藤です。
先日服部先生に講師をしていただき、救急外来初療シミュレーションを行いました。
このシミュレーションは毎年4-5月に新入職医と救急外来の看護師を対象に行っていて、開催実績は今年で10回を超えたそうです。



敗血症性ショックで救急搬送された患者さんを想定し、シミュレーターを使って実際の診療さながらの初療をチームで協力して行いました。
今までは当たり前のように上級医の指示通りに動いていましたが、いざ自分が指示役となると、何からやればいいのか戸惑う所も多く、患者の状態が悪くなると焦ってしまい、なかなか思い通りに診療を進めることができませんでした。
手技をやりながら周りの状況を把握して的確な指示を出すというのが大変難しいことだと実感しました。

シミュレーション後は振り返りのデブリーフィングを行い、どのようなオーダーを入れた方が良かったか、優先的に行った方が良い検査・手技は何だったか、治療介入はどのタイミングですべきだったかなどを振り返って全員で共有しました。
また、実際の救急患者対応時にはあまり聞く機会のない看護師の意見も聞くことができ、改めてチーム医療の大切さを学ぶことができました。

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