“Significance of body temperature in elderly patients with sepsis”が、Critical Care誌に掲載されました

chibaueccm

特任助教の島居です。

私の執筆した論文、“Significance of body temperature in elderly patients with sepsis”が、Critical Care誌に掲載されましたので紹介します。
https://ccforum.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13054-020-02976-6

敗血症では、感染に対する生体反応により様々なバイタルサイン異常が生じ、患者さんの予後と関係することが知られています。一方で、高齢者では生体反応が鈍化しバイタルサイン変化が乏しくなります。

そのためバイタルサイン異常と予後との関係は、高齢者と非高齢者では異なると仮説を立てました。国内外の3つの大規模な敗血症コホートのデータを用い、高齢者/非高齢者とバイタルサイン異常と予後との関連の違いについて解析しました。

結果
非高齢者では低体温の場合、死亡率は上昇し、高体温の場合、死亡率は低下する。
一方、高齢者では体温異常によって死亡率は変化しないことが明らかとなりました。

これらの発見は、予後不良となりうる敗血症患者の適切な認識に役立ち、集中治療の質の向上に寄与すると考えられます。

我々はこのような研究も行いながら、日々、患者さんの救命を目指しています。



スポンサーサイト



Posted bychibaueccm

Comments 0

There are no comments yet.